北海道PGツアー 帯広編
FPGAは練習会、定例会に神奈川各地のPG場を使っています。というわけで、あちこちのPG場でプレーしていますが、基本的には神奈川県内だけ。またバスツアーで他県のPG場を訪問することはありますが、これも近県だけです。


開成PG場での練習会の帰り、ビオトピアでコーヒーを飲みながら雑談。Muさん、「一度、PG発祥の地、北海道でプレーしてみたいものですねぇ」。最長老のMaさん、「コロナ前は毎年やっていたよ。PG場を決めれば、いいだけ。簡単に出来るよ」。決めてもらったグランドプランがこれです。


4日間。帯広、札幌の9箇所のPG場を回るという凄い日程。平均年齢80近くの男女4人組にはちょっとハードかと考え、3日間に圧縮。

1日目 帯広ポロシリ自然公園PG場(18H) -> ポロシリ高原PG場(36H) -> 帯広の森PG場(18H)
2日目 幕別ちろっとPG場(36H) -> 帯広から札幌に移動 -> えべつ角山パークランド(PG場 36H)
3日目 輪厚国際PG場(36H) -> ローンスケープ輪厚PG場(36H)


これでも3日間で216ホール(!)回る、往路帰路の飛行機は始発(10時には帯広ポロシリ自然公園PG場に着きました)と最終便(ローンスケープ輪厚PG場で17時近くまで、プレイ出来ます)の一つ前とし、毎日朝6時半にホテルを出発という超強行スケジュールですが、やってみようということになりました。
空港、PG場、ホテル間の移動は全てレンタカー。ホテルと飛行機の予約は55日以上前にインタネット。という方法で比較的安く予約することができました。

このブログの作者は、都合で、前半、帯広分だけ参加。という訳で今回は帯広編のご報告です。

皆さん、自宅を早朝の出発。藤沢(辻堂)からだと、横浜で始発便の飛行機に間に合わせる京急羽田行きがありますので、何とかなります。7時すぎには空の上。8時半前に帯広に着きました。


空港の出口に、ばんばの銅像(木像かな?)があるのは帯広ならでは。

帯広ポロシリ自然公園PG場




空港からレンタカー。40分位。10時前に着きました。ご覧のような案内(看板)が出ています。熊が出るよと真面目に書いてあります。


危ないから、奥のコースは避けて、道路沿いのコースのみ回ることにしました。


ここの特徴はラフの厳しさ。入ったら、打っても打っても進まない。1打で出そうとするなら、カット打ちの空中を飛ばす方法しかなさそうです。神奈川のPG場にはない環境なので、厳しい洗礼を受けました。


ポロシリ高原PG場



18ホール回り、11時すぎにポロシリ高原PG場に向かいました。移動中、北海道の広大な風景は印象に残りました。
PG場につき、お昼をどうするか、現地の人に聞いたら、ここを教えてもらいました。


帯広市畜産物加工研修センター内のカウベルハウスという名前のレストランです。畜産物加工のレストランだけあって(?)、お肉が美味しかったですね。広々としたスペース。ゆったり食事を楽しめました。


肝心のPGコースですが、フェアウェイとラフのバランスの良いコースだと思います。自然公園のようにラフが無茶苦茶難しいということはないのですが、ラフがグリーンをストレートに狙いにくくしていて、パークゴルフの難しさをちゃんと教えてくれるコースでした。その意味では開成PG場に似ていますが、距離はこちらの方が長い。従って、その分、難しくなります。

2時間位かけて、36ホール、全てを回りました。

帯広の森PG場



ポロシリ自然公園と高原PG場は帯広の街から多少離れていて飛行場に近くにありますが、こちらは帯広郊外、住宅地の中にあります。林の中、広い公園をそのままパークゴルフ場にしたという感じです。

ラフはほとんど無く、フェアウェイは速いです。素直に軽く打てば、届く。OBはあるので、強く打ちすぎないように要注意という感じ。

帯広のPG場は日の出とともにオープン、日没でクローズです。18ホール全部回って5時過ぎ。ホテルにチェックインしました。
一日汗を流したので、夜、飲んだビールは最高でした。こんなにビールを美味しく飲んだのは久しぶりでしたね(^^)。

幕別ちろっとの森PG場


二日目ですが、時間を有効に使おうということで、前日に続き早起き。6時半にホテルを出発。PG場には7時過ぎに到着。「こんな早い時間にプレーしている人はいないだろう」と車の中で話をしていましたが、駐車場は車だらけ。
皆、朝、仕事の前に、PG場に寄っていくのですかね。下が証拠写真です。


朝の7時にこれだけ人がいました。
コースはポロシリ高原PGと同じようにバランスの良い作りだと思いました。


コースはA&BとC&Dの18ホールづつに分かれますが、A&Bは距離重視のダイナミックな設定、C&Dは林があり、ショットの正確性が要求される設定という具合に分かれていて、36ホール飽きずにプレーを楽しめました。


後半(C&D)の林の中にリスがいました。クルミのようなものを加えて、走り回っていました。北海道ならではですかね。


(幕別)つつじコース



ゴルフ発祥地幕別で最初に開設されたPG場です。札幌組はここには寄らない予定でしたが、PG発祥の記念碑を見て、前半9ホールだけ回って、分かれました。


パークゴルフという名前の通り公園の中に空いているスペースを有効に使って、コースにしたという感じのパークゴルフ場です。


この写真の上側の土手の先にサーモンコースがあります。

(幕別)サーモンコース


つつじコースの先、川沿いの広いスペースを使って作られたコース。


トリッキーなところはほとんど無く、距離だけ。100メートルが二つ。出だしの1番と2番だけが、急激なアップとダウンになっています。


どういう訳か、サーモンコースには人っ子一人いなくて、14ホールほど、一人じめ状態で回っていました。終わり近く、若い夫婦連れという感じの方がやってきました。不思議なコースですね。
これは一番ホールの上から後半の9ホールを眺めたものです。


さて、ここまで紹介したPG場ですが、全て、無料でプレー出来ます。ビックリですね。公園の中、無料で楽しめる遊びという位置づけでスタートしたスポーツだから、その主旨を発祥の地としては守っているということなのでしょう。NPGA本部も幕別にあることだし、てこ入れをしているのかもしれない。もちろん、地元のPG協会のボランティアの力も大きいのでしょう。

しかし、帯広駅前、歩く人の数は少ない。幕別の帰り、時間が余ったので、帯広駅前のショッピングモールに入ってみました。長崎屋が7月末に撤退。駅前の一等地なのに、閑散とした廃墟という雰囲気。ゴーストタウン化しつつあるという感じですね。この街もコンパクトシティ化が巧くいっていないのですかね。

まあ、前日、居酒屋はどこも満員で入れず、ビールを飲むのに悪戦苦闘しました。地域としては賑わっているようです。ホテルの数も多いです。帯広、十勝の農産物集積地としては、反映しているのでしょう。不思議な街ですね。
藤沢南部の公民館めぐり
昭和世代には「公民館」、平成/令和世代には「市民センター」としてお馴染みの場所ですが、あっちこっち行ってみるということはあまり無い場所ですね。


パークゴルフ体験会の案内ポスターを掲示して貰うために、藤沢南部の4箇所の市民センターを訪問しました。
パークゴルフ体験会、昨年はプレイ経験のある人も参加を認めたため、数日で応募枠が埋まってしまいました。というわけで、今年は2部構成(午前、午後、二回に分けて、募集する)にして、参加者も初心者に限定し、応募を受けることになりました。
規模が拡大し、パークゴルフを知らない人をターゲットにすることになるので、広報が重要となります。


去年と同じように藤沢市の広報誌(広報ふじさわ)には案内を掲載してもらったのですが、これだけでは不十分と考え、公民館に案内のポスターを掲示してもらおうと考えました。

という訳で公民館めぐり。仲間と分担して地元の公民館にお願いに行くことになりました。


訪問したのは明治、辻堂、鵠沼、片瀬の市民センターです。藤沢市には12箇所の市民センターがありますが、南側の海岸地域の市民センターはこの4箇所です。グーグル地図では片瀬市民センターの名前がありませんが、江ノ電の江ノ島駅の上にあるランドマークです。


市民センターは行政と地域住民との接点となります。ご覧のように市のホームページで組織図の次に市民センターの案内があります。市民センターは徴税、福祉、防災、健康など、様々な行政機能を地域住民に提供しており、地域の住民健康増進、産業振興や住民交流活性化などの拠点となる組織です。

パークゴルフ体験会は中心になって動いているのは藤沢市まちづくり協会ですので、市民センターとタイアップして動くことが出来ます。FPGAは体験会については全面支援するという立場ですので、ボランティアで公民館めぐりするということになりました。

さて、行ってみた市民センターですが、立地条件、開設時期の次第で、結構、違いがあることが分かり、面白かったです。順番に紹介していきましょう。

明治公民館




直前に藤沢南部の海岸地域と書きましたが、ここだけはちょっと北側。東海道線の向こう側(海岸からみてですよ)にあります。辻堂駅北口から歩いて300メートル位。駅そばとは思えない瀟洒な雰囲気で、樹木に囲まれた中に立地します。周りに公園やグラウンドもあり、全部含めると、結構、広いです。
ここに建物の内部の案内ページがあります。本棟は4階建て。一階が事務所と図書室。二階以上に会議室、資料室や音楽室などがあります。体育館は別棟であります。建設時期はかなり古いのではないかと思いますが、内容的には最新の辻堂市民センターと同じですね。

辻堂公民館






辻堂駅から辻堂海浜公園に直行する道の終わり近く(公園の直ぐそば)にあります。駅から歩くと明治市民センターより遠いですが、周辺にはマンション、団地、住宅地などがあり、居住人口が多いので、ここに建てられたのだと思います。
昨年、浜見山そばの古い場所から移設されたので、ご覧のように最新鋭、強力な設備です。
三枚目の写真は2階の一部。四枚目は駐車場、地下にあります。

鵠沼公民館





小田急鵠沼海岸駅から100メータ位の距離にあり、便利ですね。駅前の繁華街の一部にあるという感じなので、広い場所はとれません。設備の内容は他の館と同様だと思いますが、何せ古い。本館は1984年建築で、建て替えの計画があるようです。ここに詳細はありますので、興味のあるかたはどうぞ。
再建のポイントは津波対策のようですね。この場所は引地川河口の直ぐそばですから大きい津波が発生した場合は直撃されるというリスクがあるようです。


ところで、これは建替計画PDFにある現在の鵠沼市民センター本館の正面写真ですが、左側の外壁に抽象画が描かれているのですね(上の写真では木の枝にさえぎられているため、部分的にしか見えません)。面白いなぁ。この絵、本館を建て直した後はどうするのでしょうか。

片瀬公民館




江ノ電江ノ島駅から300メートル。ただし、観光客とは逆方向に歩くことになりますので、江ノ島の喧騒とは無縁です。
ここも古い建物で、規模も小さいようですね。2階建て。図書室は別の建物になっていて、体育館などはありません。
ここの特徴は「片瀬しおさい市民センター」という名前で、地域と一体化した事業を行っていることです。詳細はこちらにあります。

FPGAのメンバは藤沢市全域にまたがりますので、各地域の公民館(市民センター)とどうやって付き合っていくか、検討が必要ですね。

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