湘南銀河大橋ゴルフでパークゴルフ
またしても、得意(^^;;;の意味不明なタイトルです。
何故、湘南なのに銀河なのか。何故、ゴルフ練習場でパークゴルフなのか。答えはこれです。


湘南銀河大橋ゴルフは相模川の河川敷の広大なスペースを利用したゴルフ練習場です。
湘南銀河というのは近くに湘南銀河大橋という寒川と平塚を結ぶ橋があるからです。この橋、銀色に輝き、シュールな形をしていますので、印象に残ります。






これが練習場の風景。300ヤード以上の距離があり、写真は人工芝マットから打つための打球席から撮ったもの。反対側に天然芝の打球席があり、両方から球を打つという変わった構成になっています(広い場所がとれるなら、上手い良い方法ですね)。

広いので、通常の練習場では当たり前のネットもありません。また打席を守る(?)建物もなく、裸(^^;;;の状態で打ちっぱなすことになります。
夜はどうするのだと思われるでしょう。


こういう具合に車載型のナイター設備が用意されています。なるほどね。


受け付けの事務所も写真のように車をそのまま使うだけ。建物というものがありません。雨が降れば、練習場はお休み状態となるのでしょう。

さて、この設備、メインの打ち放しの練習場だけでなくパター/アプローチ練習やバンカー練習するための場所もあります。




さらに凄いのはフェアウェイバンカーの練習場があること。ウッドやアイアンのクラブを使って距離の必要なバンカーショットの練習ができます。サイトの謳い文句は『バンカーを極める』そうです。


さて、この湘南銀河大橋ゴルフにはショートコースもあります。


これは湘南銀河大橋ゴルフとサイトのホーム画面の写真。同じ構図ですが、さすがプロの撮った写真は綺麗ですね。


このショートコースでパークゴルフをやってみようという訳です。


これがショートコースの空中写真。


コースのスコアカードです。だいたいの距離が分かると思います。
9ホールあり、40ヤード台のホールが3つ。50ヤード~90ヤードのホールが3つ、100ヤード以上のホールが3つで構成されています。パークゴルフでプレイすると、それぞれパー3、パー4、パー5となりますから、9ホールでパー36となります。
全てのホールに、ゴルフマットが貼られた台が置いてあります。ゴルフの場合は天然芝のティーグランドを使うことも出来ますが、パークゴルフの場合はここをティーグランドとして使うことになります。この台の置かれている場所により、多少、距離は変わるようです。


スコアカードの裏のローカルルール。
ジェネラルエリアで6インチリプレースは可としています。これはフェアウェイが野芝で荒れている部分もあるからでしょう。

例えば、1番ホール、67ヤード。ティーショットを打ち終わったあとグリーンに向かって歩いているところです。野芝の感じが分かるかと思います。


このホール60メートル以上あるので、グリーンは広いのですが、パークゴルフだと、ワンオンさせるのは結構大変です。オーバーすると、後ろにはバンカーが待ち構えていますので、要注意です。


2番ホール。66ヤード。
このホールもグリーン右手にバンカーがあり、オーバーして、入れてしまうと大変です。左手は林(OB?)ですが、ティーグランドが左端なので、林に打ち込むことはないと思います(写真にも、写っていません)。
各ホール、バンカーで、味付けされていますので、植栽などの障害物はないのですが、単調になるということは無いです。


3番ホール。94ヤード。
出だし3ホール連続して、パークゴルフではパー4相当のホールが連続しますが、その中で一番距離が長いです。80メートル以上ありますので、ワンオンさせるのは相当に難しいでしょう。
左手は2番と同じく林となっていますが、これもティーグランドの位置から見て、入れる可能性は低いです。まあ、距離があるので、思いっきり引っぱたいて、曲げてしまった場合は、保証の限りではありませんが(^^;;;。

さて、ここからパー3のホールが2ホール連続します。


4番ホール。43ヤードと短いのですが、バークゴルフの場合はこのコース最大の難関です。
ご覧の通り正面が完全にバンカーでガードされています。ワンオンさせるには左端の2メートル位の幅を通す必要がありますが、左に傾斜していますので、20メートル先を実質50センチ位の幅を、適切な強さで、通さないといけません。上手く通ったとしても、強すぎると、奥の崖底に落ちてしまいます。
軟弱なプレーヤは、バンカーを避け、一打目を右の平地に置くという方法をとるかもしれません。しかし、これも2打目をグリーンに載せて、止めるには、右手の崖を越える必要があるので、大変です。
悪夢にメゲズ、頑張って下さい。


5番ホール。40ヤード。一番短いホールです。サービスホールのように見えますが、パークゴルフの場合、転がしてアプローチするしかないため、罠が潜んでいます。ティーグランドの先がかなり荒れていて、イレギュラーなバウンドになりやすいです。
まあ、適当に打って、後は「神に祈る」という対応方法しかありませんね(^^;;;。
写真に写っている左手の木は問題にならないと思います。

この後、3ホール、バー5のロングホールが連続します。全て100メートル越えです。打ち甲斐があります(^^;;;;。


6番。112ヤード。
思いっきり打って、多少、左にいってしまと、グリー手前のガードバンカーが待ち受けています。ア ゴの深いバンカーですので、直進は不可能です。右によけ、3打目でオンを狙うということになりますので、クラブを振り回し、頑張った分、損をするだけです(^^;;;;。


7番。113ヤード。
写真にも写っていますが、このホールもグリーン左手のバンカーが要注意です。
ゴルフ場のバンカーは、サンドウェッジというクラブを使って、高く上げて出すのが流儀ですので、転がして出すことが出来ないよう、正面の土手を直角に対してマイナスの角度になるよう作ってあることが多いです(最初の方のバンカー練習場の写真を見て下さい)。バークゴルフの場合、こういうバンカーにボールを入れた場合、横か後ろに出すしかありません。入れないようにしましょう(と言っても、ままならぬ訳ですが^^;;;)。


8番。123ヤード。
このホールはバンカーが無いので、安心して(?)、強振出来ます。
注意すべきは、この三つのロングホールが平行していて、川と横に並び、行ったり来たりするこです。打ち込まないように注意しましょう。打つ前に必ず前方を確認し、人のいないことを確かめましょう。
ロングホールですので、ボールを強く打つと思います。特に注意が必要です。


9番。47ヤード。最後は、皆、安らかにプレーを終えられるよう(^^;;;、サービスホールです。特に難しいところは無いと思います。

今回は、ゴルフショートコースでパークゴルフをプレーする可能性を探るという目的でしたので、パットはグリーン上、ゴルフボール/バークゴルフボール、ゴルフパター/パークゴルフクラブをどのように組み合わせ使っても良いというルールでプレーしました。もちろんコースのホールはそのままですので、ゴルフの104mmの直径のホールにどちらかのボールをホールインさせるというになります。


4人でプレーした訳ですが、グリーン上は、ゴルフボール&パークゴルフクラブ 2名、パークゴルフボール&パークゴルフボール 1名、ゴルフボール&ゴルフパター1名と分かれました。
結果の評価は、「どの方式でもスコアはあまり変わらん」です。意外に思われるかも知れません。パークゴルフの大きいボールでも1m以内であれば、ほぼカップイン出来ます。またゴルフボール&ゴルフパターを使っても50cmのパターをミスすることはあります。


ゴルフのグリーンは直径が20メートル位あり、10メートル以上の長いパットが残ることがあります。
この場合、パークゴルフの重いボール方が曲がらないので、有利(ワンパット圏内の1メートル以内に寄りやすい)かなと試してみましたが、これもあまり差がなさそうでした。

まあ、もう少し試行を続ける必要はあると思いますが、ちょっと意外な結果でしたね。

最後に「ゴルフショートコースでパークゴルフ」を試すにあたり、湘南銀河大橋ゴルフの社長さんとお話しし、要請されたことをまとめておきます。

先ず、過去の経緯。
平塚銀河大橋ゴルフが現在使っている場所は、以前、平塚PG協会が吉沢のPG場に移る前に使っていた場所を、譲り受け、ゴルフ練習場としてオープンさせた。この時、現在ショートコースとして使っている場所はPG場として残し、地元のPG愛好会に使ってもらっていた。しかし、経営的な話し合いが付かず、ショートコースに生まれ変わらせた。

次に、PG利用に対する基本的にスタンス。
従って、パークゴルフについてはどのような競技なのか良く知っているし、現在のショートコースをパークゴルフで使うことについて言えば、ゴルフと同じ形で料金を払って貰えるなら問題はないと考えている。

そして、PGプレーについて気にしていること。
①プレーの安全確保
ショートコースとしてセパレートしたコースになっていないので、前の組や隣の組に打ち込まないよう注意してほしい。特に、ロングホールの連続する6番~8番は要注意。前方を良く確認し、人がいないことを確認して、ティーショットすること。
②プレー時間
ショートコースなので1人~2人位でプレーすることが多く、ゴルフではあるが、プレー速度は相当に速い。追いつかれたら、譲ってやって欲しい。

以上の①②の注意事項はパークゴルフだけの話ではない。ゴルフでも共通である。ゴルフをプレーしている人とも仲良くプレーして欲しい。

最後に
湘南銀河大橋ゴルフとしては、現在の料金でショートコースを利用して頂けるのは大歓迎であるので、遠慮なく使って欲しい。パークゴルフにはパークゴルフのルールがあることも承知しているので、ショートコースの運営に支障のない範囲であれば、そちらのやり方は自由に決めて頂いて結構だ。
また、ショートコースは現状予約なしで受け付けているので、PGでのプレーであっても予約無しで、直接来て貰って結構だ。

というところでした。

実際にプレーしてみて、『素晴らしいコースでしたね。ちょっとプレー代は高いが、価格に見合うだけの値打ちがありました。OBを気にせず、思いっきりクラブを振り回す満足感は一般のPG場では味わえないです。このコース、愛用しましょう。』という感想です。
FPGA(だけでなく、ご近所のパークゴルフ好き)の皆様、遠慮なく、プレーしてみて下さい。また折角の機会ですから、一般のゴルファーと話をする機会を活用し、是非パークゴルフの宣伝をしましょう。

あと今週の月曜日にプレーしたのですが、真夏日でした。コースの状況は写真の通りですので、日差しを遮るものはあまりありません。パークゴルフではあまり使いませんが、日傘を用意し、対策した方がよさそうです。

9ホール×2=18ホールプレーしましたが、パークゴルフで倍位プレーしたような感じですね。10時20分位にスタートし、終わったのが12時30分。9ホールで60分位かかっていますので、パークゴルフのコースを回る倍位の時間をかけたことになります。

終わって、話題の湘南平塚、ジ・アウトレットに行ってみました。月曜日だというのに、凄い賑わい。


例によってフードコートで食事。TAMAGOYAという店の三浦卵の親子丼を頂きました。マアマアの味でした。129号線沿線は食い物屋だらけですから、お昼のチョイスは苦労しませんね。


5月24日追記

P.S. ティーショットのところでPG用のティーを準備する必要があることを書き忘れましたので追加します。


こういう感じのティーショット用の台が全てのホールにあります。パークゴルフの場合はここからティーショットすることになります。
ゴルフ場ですので、ティーは用意されていません。準備する必要がありますが、皆で共用し、最後に打ったメンバーが忘れずにピックアップ。次のホールに持っていくという大磯方式がプレー時間短縮には有効です。
当然、ティーは、誰かが持参する必要がありますので、要注意です。

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