松田町川音川パークゴルフ場
たまにはパークゴルフの話題にしないと、「これは何処のブログだ」といわれそうなので(^^;;;、このサイトでは紹介されることが少ないパークゴルフ場を紹介します。


松田町 川音川の河川敷にある18ホールのパークゴルフ場です。中央の山の上には以前の記事でご紹介したビオトピアが見え、奥の山沿いに走る道路は東名高速です。

昨年の新入会員中心のグループ、ヒヨコの会はこのPG場を拠点の一つにしています。拠点にした理由は、駅から近く、行きやすいから。
辻堂駅から、電車で東海道線と御殿場線を利用し40分、駅から歩いて5分位でPG場に着きます。


これがGoogleの空中写真です。中央が小田急新松田駅、その下に松田町パークゴルフ場と上下に流れる川音川、右にJR御殿場線の松田駅、上部左右に酒匂川が横断し、その上に開成町パークゴルフ場が位置します。左側には東名高速と246号線が上下の山沿いに走っているのが写っています。
最初の写真はこの地図では、中央から下を撮ったことになります。PG場から新松田駅までは直線距離だと200m位です。ご覧のように、JR御殿場線は小田急と松田の駅近くで、交差しています。

さて、冒頭のパークゴルフ場全景写真の左手土手上、道路わきに自転車が並んでいるのに気が付きましたか。Googleマップで撮った写真ですが、我々がプレーをした日はこんな感じでした。


これはGoogleマップの写真です。


凄い数です。
「何故、こんな台数の自転車が置かれているのか」とコースの管理者(写真中央横の建物が事務所)に聞いたら、「自転車置き場です」というお答え。
ここは駅に近いので、公園横の道路を広大な自転車置き場にしているわけでしたか。「さすが、神奈川県内では駅から一番近いパークゴルフ場だけのことはあるなぁ、駅前自転車置き場になるのか」と感心しました。


こうやって拡大すると、それぞれの駅の位置関係がよく分かりますね。

以前はこの二つの駅は接続がなく、JR松田駅と小田急新松田駅は離れていたのですが、小田急線のロマンスカーが御殿場まで乗り込むようになった時に、乗り込みための線路が追加されると共に、JR松田駅ホームが小田急駅側に延長され、更に、小田急駅側に降りるための新しい出口が作られました。出口はGoogleマップでセブンイレブン新松田駅店と表記のある部分の右の建物です(ホームから出口への通路は線路の下を通っています)、


これが出口の写真。ティールーム「キャロット」と「マニラ食堂」の間の細い道がの先にJR御殿場線の改札口出口が見えます。とても駅の出口とは思えない風景ですね。

道を抜けると小田急駅と向かい合う道路(ロマンス道路というらしい、多分、愛のロマンスではなく、小田急ロマンスカーのロマンスですね)になりますが、直ぐ先は小田急線を跨ぐ踏み切りです。


このJRと小田急の駅の交差する風景は興味深いですね。「何故、こうなったか ?」と考えると、限りなく妄想が膨らむ(^^;;;。キリが無いので、止めにして、先に進みます。
しかし、パークゴルフ場の紹介と言っておきながら、話はどんどんパークゴルフから外れていきますね。開き直って、さらに脱線させます(^^;;;(^^;;;。

踏み切りを渡り、50m。


小田急線に沿った道に入り、真っ直ぐ50m。JR御殿場線の下を潜って抜けるトンネルが登場します。


この左手に、松田町内だけでなく、近隣でも人気のイタリアンレストランがあります。お洒落な三角屋根のお店。



予約をしておいて、ヒヨコメンバ全員集合で入りました。

これがお料理。ピザ、パスタ、Today's Specialといろいろ選べます。美味しかったですよ。






皆、大満足で記念写真です。


さて、トンネルを抜け、右手にサイファー(Clipher)という怪しい名前のお店が登場。そこを曲がる。


この怪しい建物はクライミング練習用のジムでした。中はこんな感じになっているようです。


オリンピックの種目になるスポーツだから、人気はあるのだと思いますが、こんなところにまでジムがあるとはビックリしました。ちなみに、リンク先の情報では、この施設の利用料は3時間で1500円。パークゴルフ場は1日プレーして200円ですから、違うものですね。
ボルダリングマニアから見れば、これだけの設備、登り放題なのだから、1500円は高くないということなのでしょう。

ボルダリングとパークゴルフ。かたや、体力のある若者中心の遊び、こなた、誰でもプレー出来ることが特徴の三世代で遊べる競技。と、まったく正確の異なったスポーツ競技です。しかし

先ず、ボルダリング。

ボルダリングは2020年に開催された東京オリンピックの種目にもなっており、メディアでも取り上げられることが増えているので実際にやったことがある人も多いのではないでしょうか。 日本の競技人口は60万人にのぼり、ボルダリングジムも過去10年で約5倍増加し、全国に500件ほどあるそうです。

次にパークゴルフ。

北海道から沖縄、与論島まで全国に約900のコースがあり、そのうち約2割にあたる180のコースが公認を受けている。 また、パークゴルフの愛好者も北海道を中心に今や全国で60万人を数えるまでになり、その人気が広がっている。

だそうです。この二つのスポーツが似ているのはボルダリングジム、パークコースという専用の競技施設が必要なこと。
競技人口はほぼ同じです。施設の数も三桁の範囲内。対照的な競技ですが、同じような発展途上にあります。
さて、この地図をご覧ください。


神奈川の真ん中より右のボルダリングジムの在り処です。凄いでしょ。同じ地域でパークゴルフ場は川崎、海老名、座間、平塚位ですから4つ、ボルダリングジムは20あります。


ところが、こちらは松田町サイファーを含む神奈川西部のボルダングジムです。この地域にバークゴルフ場は中井、松田、開成、大口、広町、山北、湯河原、真鶴と7箇所ありますので、6つのボルダリングジムを上回ります。

面白いですね。この分布はボルダリングの方は人口の数に合ってジムが存在しているのに、パーグゴルフは人口が多い地域で少なく、人口が少ない地域には一杯あるという、まったく非常識な配置となっていることを示します。だから、ボルダリングは1500円以上という相当な金額の料金を設定出来て、民間の運営で経済的に成り立っているのに、パークゴルフは1回のプレー代が数百円という安い金額で、人の少ない地域で運営されるという明らかに経済原則に反した運営をせざる得ないことになります。従って、自治体の関与が設立、運営には必要になってくるわけです。

さて、雑談はお終い。ボルダリングジムの横を通って50m川音川にぶつかった場所がパークゴルフ場があります。





これが受け付けを行う管理事務所。ようやく管理事務所に到着。本題のPG場の紹介に入るわけですが、長くなったので、続きはまた改めて。
オイオイ、コースがどうなっているのか教えろという方はこちらをご覧下さい。丁寧に全ホール紹介されています。

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