海老名三川公園PG場で翡翠・ヒヨコ連合会
「『翡翠・ヒヨコ連合会』という変なタイトルは何だ ?」という問い合わせが多発しそうですが、どちら(翡翠、ヒヨコ)も藤沢市南部地区のFPGAサブグループです。FPGA全体の例会としては練習会や定例会がありますが、大人数なので、機動力に欠ける。
パークゴルフの楽しさはもちろんプレーそのものにあるわけですが、終わった後のランチやプレー中のお喋りをもっと楽しんでよいのではないかという趣旨で、地区毎に少数のメンバで集まったグループです。まあ、車の手配とか、新規加入者へのサポートという現実的対応が必要だという理由もありますが。

初回の連合会を海老名三川公園パークゴルフ場で行いました。


場所をここ(海老名三川公園)にした理由は単純で、車の数が足りないから、電車で行ける近場にしようということです。このパークゴルフ場は海老名市に集まる三つの駅(相鉄、小田急、JR相模線)の合流地点から歩いて10分位の場所(三川公園)の川沿いにあります。






公園を紹介している上図はこのサイト(神奈川おでかけ情報)から拝借しました。神奈川県のお出かけ場所の紹介サイトで、素晴らしい内容です。是非ご覧ください。公園の紹介は下手に紹介するより、リンク先を読んで頂いた方が良いので、省略します。

さて、これはプレー開始前、一番ホールティグランドで撮った集合写真です。皆、嬉しそうですね。




前回のブログ記事で、このPG場のコース内容の解説は省略しましたが、折角だから(?)、翡翠/ヒヨコたちの悪戦苦闘した記憶/記録に基づく、攻略メモをご紹介します。写真は行き当たりバッタリで撮りましたので、適当ですが、ご容赦を(^^;;;。

海老名PGコースは9ホールしかないのですが、距離は470mあり、パーを簡単にとらせないように植栽、バンカー、池などが配置され、本格的なコースの設計がされています。ここでコンスタントにパープレイできれば、他のPG場でもそれほど苦労することはないでしょう。


コースの特徴はパー5が二つ、パー4が二つ、残り5ホールがパー3であることです。
この5ホールあるパー3が難しい。7番ホールを除いて、ティーショットで直接グリーンオンさせることが難しい設計になっています。従って、バーディが出づらく、ボギーは簡単に量産出来るという素晴らしい(?)性格のレイアウトとなっています。
例えば、グリーン手前で大きく左にドッグレッグしている9番ホール(31m)です。


ホール側から見たグリーン。旗だけしか見えない。


近づいてみるとこんな感じ。一打目でピンから3メートル以内に寄せようとすると、ボールを左側植栽の一番先とOB杭の間30センチ位を通すという超絶技巧(^^;;;)が要求されます。左側の赤線が超絶技巧のルートですね。

1番ホール(45m)も、同じく、左にドッグレッグするレイアウトをとります。


9番との違いはフェアウェイが右に傾斜していて、安全に中央からと考えて、真っ直ぐ打つと、右にいきやすく、OBとなる可能性のあること。また、距離や方向を間違えると、手前の植栽の手前や後ろの植栽の後ろに球がいってしまい、2打目でグリーンを狙えない場所で止まるという憂き目に会います(紫のラインです^^;;;)。45mのパー3で、距離がありますので、ティーショットをグリーンを狙える場所にきっちり止めるのは簡単ではないです(写真を撮り忘れたので、コース全体のものから、1番ホールのティーグラウンドを左側に、グリーンを右側に配置するようトリミングしました)。


このようにスタートの1番と最後の9番で初心のヒヨコ達をトコトン痛めつけるというところがこのコースの特徴ですね(^^;;;。

さて、残りのパー3ですが、5番~7番まで連続しています。
5番(49m)。




写真はティーグランド側から撮ったものです。ご覧のように、右にドッグレッグ。左にはバンカー、右は植栽、ダイレクトにグリーンは狙いづらいです。
左のバンカーからグリーンへの出口は比較的浅いので、バンカーの先を狙うのが正解かもしれません。上手く抜けてグリーン横に届けば、ラッキー。最悪、バンカーに入れてしまっても、出すのは楽なので、何とかなる可能性は高いです。ただ、この方法の問題点は、距離を間違え、強すぎるとバンカーを越えて、後ろで待ちかまえる植栽の中に飛び込んでしまうこと。折角の狙いはむなしく、哀れOBとなります。

6番(43m)。ティーグラウンドから見るとこんな感じです。


このホールは難関のパー3の中でも最難関のホールです。ゴルフにホール毎に平均ショット数を数え、パーに対していくら差が発生するかを調べ、難易度を示す仕組みがありますが、そのやり方を適用すれば、このホールは海老名PGの一番難易度の高いホールになると思います。


6番と7番を合わせた図です。
6番は図をご覧になればお分かりのように大きく右にドッグレッグし、左右の植栽がグリーンをガードしています。ティーグラウンドから見た左右の植栽の間隔は1メートル位ですので、グリーンに近づこうとするとこの間を通さないといけません。さらに上手く間を抜けたとしてもボールの行き先はどんどんグリーンから離れてしまうようになっています。
従ってティーショットは植栽の間の中間地点の適当なポイント(20メートル位残す、残し過ぎると2打目がラフを通ることになり、グリーンを狙いにくくなる)で止めて、2打目のアプローチに勝負をかけるのが正解となります。
7番(31m)はこのコース中で一番易しいホールです。グリーンを直接狙うこと出来ます。ピンの位置次第ですが、ラフとフェアウェイのギリギリを通せば、ワンオン可能です。ただし、強すぎると、後ろは短いので、ご注意を(ネットに引っ掛かり打てません)。


7番も写真を撮り忘れたので、グラウンド全体の写真からトリミング。手前に6番のグリーンがあり、その後ろ川と直角のフェンスと平行してフェアウェイが配置されます。右端がティーグラウンド、左端がグリーン。

パー4は3番ホール、4番ホールと連続しています。写真手前が3番ホールで、グリーン側からティーグラウンド方向を、その奥が4番ホールでティーグラウンドからグリーン方向を写しています。


池と植栽でガードされた57mの 3番はちょっと難しく、グリーンをストレートに狙える4番は、49mありますが、サービスホールですね。


ご覧のように3番ホールは右にドッグレッグしていて、池の左、ギリギリを狙えばグリーンオンも可能ですが、失敗すれば、池ポチャ。悲惨な運命が待ち受けています。多少右目を狙って、2打目勝負という作戦はありますが、やり過ぎると、ボールは右側の植栽に飛び込む(当然OB)ので、注意が必要です。
4番はフェアウェイとラフの境目ギリギリを狙えばワンオン可能なホールです。左右どちらも曲げると、そのまま戻ってくることはありませんので、バーディ(3)は難しくなります。難易度でいえば7番に次いで、易しいでしょう。


パー5は2番と8番です。どちらも難しいです。
ただし、2番ホールは距離が72メートルと短く、上手く打てば、アルバトロスのチャンスもあるホールです。





写真でお分かりのように、50m先、左右の植栽の間3m位を上手く通せるかどうかが勝負です。まあ、普通はその前で止めて、2打目のアプローチで勝負するのが正しい作法でしょう。

8番パー5は、90mあり、6番パー3に次いで難しいホールだと思います。


ティグラウンドから60m位先に池があり、グリーンをガードしています。また、ティーグラウンドの30m先、左側には、バンカーがあり池を避けるには、この左のラフに打つ必要があります。この二つの障害物で完全にグリーンをガードしています。直ぐ右側は川になっているためか、コース全体として、多少、右に傾斜していて、何処に打っても、ボールは右に流れます。
このホールは写真が豊富にありますので(実は最初はこのホールだけ紹介するつもりだったのですが、ブログを書き出したら、勢いで全ホールになってしまったのですよね^^;;;)、順に説明していきましょう。


これがティーグラウンド側からホール側を撮った写真です。ご覧のように手前左側のバンカーは分かりますが、グリーン前の池は「何かハザードがあるみたい」という感じで、池とははっきり認識できません。
池に入らないようにして、池の先まで球を飛ばそうとする場合はバンカー横のラフからのコースを狙うということになります。


反対側からみるとこうなります。これだとバンカーとグリーンがはっきり分かりますね。ご覧のようにフェアウェイはかるいS字型に蛇行しています。グリーンは手前S字先にあります。


同じ光景をティーグラウンドを正面に見て、撮った写真です。池がグリーンをガードしていることがよく分かります。


ティーショットを打った三人組が2or3打目の地点まで来た写真です。右手にバンカーが見えますが、その横がグリーンです。
男性二人、池の右横にいますが、池の左を狙って真っ直ぐ打った球が右傾斜にのって、コロコロここまで来たということですかね。このコースは性格が良いので、フェンスに当たったボールは、OBにならずに跳ね返って、フェンス横に戻ることが多いです。
しかし、残念ながらOBだったようです。まあ、この場所からでもグリーンを直接狙えますので、リカバリーは可能です。


右の女性の赤いボールが見えますが多分これが3打目でしょうね。無理をしないで一打目をバンカー先のフェアウェイにおいて、2打目を安全に打つと、この辺りに来ます。グリーンまで20mないと思いますので、きっちり寄せることが出来れば、バーディも可能ですね。この攻め方が正しいルートなのかもしれません。



グリーン入り口まで到着しました。ラフからのアプローチは難しく、グリーンオンは出来なかったようですね。



3人組は8番ホールを終え、9番ティーグラウンドに来ました。後ろが8番ホールグリーンとなります。

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